金沢箔を知るKANAZAWA-HAKU
食用金箔とは?食用金箔の種類についてご紹介
安全性を追求したこだわりの食用金箔
金箔には沢山の種類があり、主に美術品や工芸品用に製造されています。(屏風や絵画、仏像など、伝統的な日本の工芸品には欠かせない素材です。)また、金の縁起がいいというイメージや華やかな演出ができることから、料理や飲み物の飾りとしても特別な日に使われていました。
元々、金箔は基本的に金・銀・銅の合金で、人体に害を及ぼすことはございません(銅は1日摂取量の上限が設定されていますが、基準を超えるほど大量に摂取することが難しいです)。
食用での需要拡大とともに、より安心してお客様にご使用いただけるよう、今井金箔では銅を抜いた金・銀のみで特別に食用金箔を作り始めました。
正方形の金箔だけでなく、切廻(きりまわし)と呼ばれる不定形の箔をさまざまな大きさで取り揃えており、食品に合わせてお選びいただけます。
食用金箔の種類についてこれから詳しくご紹介します。
1.食用金箔
金箔の標準サイズは109㎜角です。
109㎜角をカットした1/2サイズや1/4サイズも通常販売しております。1/2サイズはソフトクリームに使用されるお客様が多く、人気の製品です。
ご指定のサイズの金箔の製造やカットも可能ですので、お気軽にご相談ください。
弊社では、金箔にイラストや文字・写真などの柄を入れる特殊な加工を施すことができます。記念品やお祝い事にぴったりです。
オリジナルのデザイン依頼はお問い合わせよりお待ちしております。
2.切廻(きりまわし)
金箔が正方形ではなく、不定形や細かい状態になっている『切廻』には、サイズのバリエーションが幅広くあります。用途やシーンによって適切なサイズをお選びください。
①切廻
サイズ:約10cm不定形
金箔を液体等に入れて撹拌をする場合、混ぜると金箔が細かくなっていきます。お好みの細かさをご自身で調整して使いたいというお客様には、サイズのある切廻がおすすめです。
②箔の華
サイズ:約5mm角
ある程度存在感がある『箔の華』は、お酒やお菓子などによく使用されるサイズです。箔の華ほどの大きさまでは、箔箸等の乾いたもので少量をつまみ、対象物につけていくと、きれいな仕上がりになります。
材料としての量り売りだけでなく、パッケージ化した商品もご用意しています。
中でも首掛け金箔はノベルティ・業務用として人気の商品です。
お酒の瓶に付けられるケースが多いですが、ひもを付けない状態で、お菓子やおせちなどの付属品としてご利用いただくこともございます。ご希望にあわせて、包装の仕様変更やオリジナルパッケージの対応を承っております。
箔の華は約3mm角のサイズもご用意がございます。
③金箔花
サイズ:約1mm角
『金箔花』をケースに入れ、飲み物やスイーツにさっとふりかけることができる商品もご用意しています。
『ミニ金箔花』はお土産や普段使い用に、箱入りのものはギフト用に多くご購入いただいています。
飲食業の方向けに内容量が多い業務用の販売もしております。ぜひお問い合わせください。
④箔砂(はくすな)
サイズ:約30メッシュ、約40メッシュ
金箔花よりさらに細かい『箔砂』はお茶に使用されることが多いです。40メッシュは茶こしを通るほどの細かさで茶葉に混ぜてご使用いただけます。
⑤型抜き金箔
金箔を金魚や猫、花などの形にカットしています。『箔のせ名人』はご家庭でも使いやすいように型抜き金箔をシートに付けて販売している商品で、オリジナルの形を作製することも可能です。
扱いやすいよう可食フィルムに金箔を貼り合わせた商品も多くありますが、箔のせ名人は食用金箔のみで作られています。金箔貼りをご自宅で楽しみながら、金箔の薄さを体感していただけるアイテムです。
お祝い事やリッチな気分を味わいたいときに食用金箔をぜひお試しください。
ご紹介した商品はオンラインショップで取り扱っておりますので、以下のリンクからご確認ください。